ADHD パキシル

鬱とADHDのW診断、パキシルで改善(40代/女性)

片づけられない、集中力がなかったり、あるいは過集中になったりと、自分にADHDの傾向があることは気づいていましたが、診断を受けたのは過労で燃え尽き、やる気がなくなり鬱状態になって30歳で受診した際です。

 

細かい問診や心理テスト等を受けた結果、ADHDと鬱のW診断となりました。その当時は、短時間の過集中と長時間何もできないようなローテーションで辛かったです。眠れない、食欲不振等の身体症状があったので、まずは鬱の治療としてパキシルを処方されました。パキシルは基本的には抗鬱剤ですが、ADHDにも効果はあるとのことです。他に、ビタミン剤と睡眠導入剤を処方してもらいました。
私の行ったメンタルクリニックは都心の一等地にあり、おそらく治療費は高いように思いますが、初診3000円程度、あと、隔週で診察料1850円プラス処方箋薬局で2000円程度でした。

 

パキシルを飲むとしばらく吐き気がしましたが、2か月程度で落ち着きました。鬱の暗い、やる気がない状態は多少改善されたように思います。鬱以前からあったおそらくADHD由来の忙しい時のイライラや気持ちの上下は明らかに落ち着きました。しかし一方で、仕事にのっている時の爆発的な過集中やクリエイティビティが発揮できなくなったように思います。

 

鬱は2年弱で落ち着き、頓服薬のレキソタンに変わりました。その頃には、ADHDで公私ともに先送りやスケジュール管理ができなくて仕事も私生活も破綻、鬱病につながったということが分かったので、イライラするときは頓服薬をとりつつ、ADHDの本や生活改善のハック集等をよく調べて、モノの管理やスケジューリング等工夫をするようになりました。

 

また、以前は気になるものを急に見つけ、延々とネットサーフィンや海外ドラマへの耽溺がやめられず生活や睡眠パターンが乱れ、精神的にも不安定になりがちでしたが、それもADHDの特性なので、タイマーで時間を仕切ったりとやりすぎないように工夫しています。

 

衝動的に予定外のことにのめりこみそうになったり、忙しくてテンションが異様に上がってくるときは薬を飲みますが、頓服は週2-3回程度で収まっています。投薬と工夫でADHDは改善し、もう鬱にはならなそうです。しかし正直に言うと、以前の、仕事にのっている時や趣味に時間も忘れのめりこむ気分や、マルチタスクをギリギリで回すときのアドレナリンが出るようなハイパーな気分がなくなり、ちょっと人生色あせたような気もします。