ストラテラ 効かない

ストラテラでの劇的な改善には至りませんでした(30代/男性)

ストラテラとは、ADHD(注意欠陥多動性障がい)の治療薬として開発された薬で、ノルアドレナリンブロッカー作用により脳内にノルアドレナリンを留める働きを持ちます。

 

ノルアドレナリンはストレス下での闘争・逃走本能を刺激するので、集中力を引き出す、気持ちを落ち着かせるといった作用があるようです。
私はこのストラテラを1年弱ほど服用していました。
当時、仕事が上手く行かず、軽いうつ症状に悩まされていた私は、その治療のために行った精神科の医師にADD(多動性のない注意欠陥障害)であると診断されたのがストラテラを飲み始めた経緯です。

 

ストラテラは効果が出るまでに一定の時間を要するそうなので、40mgカプセルを1錠から飲み始めて1週間経過を観察します。
その後医師の診断のもと1ヶ月間1錠を飲み続け、翌月には2錠に増やし、最大で3錠120mgまで増やすと言った具合で徐々に量を増やしていくのが決まりのようです。

 

私の場合2ヶ月目、計80mgのストラテラを服用時点での副作用は軽い眠気・軽いめまい・便秘・喉の乾きなどの症状が出ました。
効果の方はよく分かりませんでした。なんとなく集中できるような気もしますがハッキリとは自覚できません。
そもそも、私は34年間、健常者として生活してきたつもりなのです。特に集中できないと感じたこともなかったし、学業成績も良い方でしたので、自分が障がい者とは考えたこともありませんでした。

 

効果が見られないので、翌月には最大の120mgまで増量しましたが、やはり効果は分かりません。時々ストラテラを飲み忘れた時などは仕事のミスが増える傾向はあるようでしたが、それがストラテラだけの作用なのかどうかイマイチ確信が持てないのです。

 

ただただ、副作用だけが強くなるばかりでした。
120mg服用時の副作用は上記に加えて、時々グラっと強いめまいを感じるようになったのと、時々股間に鈍痛が走ること、それに時々脈拍が早くなることがあるようでした。体力も落ちているようで疲労感と倦怠感がひどく、昼休みには倒れ込むように横になる始末です。

 

その状態を3ヶ月続けた結果、「効果がないので服用を中止したい」と担当医師に申し出て、服用を止めることとなりました。止める際も医師の監督のもと、徐々に薬の量を減らしていく過程が必要なようです。
ストラテラを完全に止めた後も、半年ほど弱い副作用が続いていたように感じます。
結果を言えばストラテラは、私には効果がありませんでした。正確に言えば、副作用と高い薬価に見合うだけの劇的な改善には至らなかったという理由で現在は服用していません。

 

ストラテラは薬価は40mg・1錠単価で448.4円です。一日3錠を1ヶ月飲んだとしたら、健康保険の3割負担でも約12000円もの額になります。
ストラテラなど高価な薬を服用する際は役所で申請できる『自立支援制度』という制度を申請することをおすすめします。
そうすることで自己負担割合が1割負担で済むようになるため、1ヶ月あたり5000円程度に抑えることが可能です。